会社案内
ハマダセイの理念
代表者あいさつ
創業以来、香住漁港で水揚げされる新鮮な魚介類を加工卸販売をしてまいりました。
そして香住の地で地域の方々と共に成長してきたハマダセイは今、成長から発展。発展から変革の時を迎えました。
現在私たちの取り巻く環境は大きく変化をしております。枯渇していく海や自然の資源、食の多様化、そして私たちの地域では人口減少といった大きな課題を抱えています。また、新型コロナウイルスの感染拡大や戦争などの世界情勢は、社会へ多大な影響を与えることとなりました。
2013年和食の無形文化遺産に登録され、訪日観光客の増加により「日本の食」が世界で注目されました。
同様にカニを食する文化や国も増加しており、これは同時にカニの需要が世界的に増加してきていると考えられます。
また、世界情勢の関係により仕入れ価格の高騰が進む昨今。資源保護の観点や、国内の漁業水産業の労働人口の減少や高齢化も重なりこれからの近い将来、食べれたものが食べれなくなる可能性も十分予見できる時代になりました。
さらに、2020年には新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、国内外観光客の減少、飲食店の時短営業を経て、国内外の移動緩和や戦争や天災などといった毎年同じではない状況が続いており需要と供給のバランスの変動は私たちにとって予期せぬ状況でありました。
大きな課題を抱える現代社会。様々な環境や海の恵みを大切な資源と捉え、「食すること」に対し、私たちハマダセイの財産である加工技術で何ができるのか、ハマダセイだからできることは何かを考え、SDGsの推進や、情報分析を高めていく事と社会変化に対する対応能力を身に着けることで、従業員一人ひとりが自覚を持ち行動できる体制をとり、この地域で新たな価値と魅力を創り上げてまいります。
私たちは、自然の恵みに感謝し続けていく事をお誓いし、お客様・お取引先様・従業員・地域の皆様に「食」を通じた持続可能な事業を展開してまいります。
❝美味発信❞する株式会社ハマダセイに対しご愛顧いただきます様宜しくお願い申し上げます。
株式会社ハマダセイ
代表取締役社長 島﨑 誠
会社概要
■会社名 | 株式会社ハマダセイ |
■所在地 | 〒669-6541
兵庫県美方郡香美町香住区境1124 |
■電話番号 | 0796-36-0668 |
■FAX番号 | 0796-36-2587 |
■代表者
■取締役 | 代表取締役会長 濱田 義夫 代表取締役社長 島﨑 誠 取締役 濱田 清仁 取締役 島﨑 貢 取締役 岡田 明裕 |
■設立年月日 | 創業 昭和36年4月 設立 昭和52年9月 |
■資本金 | 3,000万円 |
■従業員数 | 50名 |
■業務内容 | 水産加工食品製造・卸・販売 かに・いかをはじめとする魚介類の加工・製造・卸販売 かに味噌(缶詰・瓶詰・パッ ク)商品の加工・製造・卸販売
かに・いか・えびをはじめとする魚介類のギフト商品の加工・製造・卸販売 |
■本社 ■センター工場 ■第3工場 ■かに物語® | 兵庫県美方郡香美町香住区境1111-6 兵庫県美方郡香美町香住区境1124 兵庫県美方郡香美町香住区境1124-7 兵庫県美方郡香美町香住区境1111-10 |
■休業日 | 土曜日 及び中央市場休市前 (年末年始・お盆期間や大型連休期間・地域祭り等 不定休となります。) ※直売店は毎週火曜日(夏季は火曜日・水曜日となります。) |
会社沿革
ハマダセイの歩み
1961年 昭和36年 | ・創業者 濱田芳廣が香住町若松(現香美町香住区若松)に浜田清商店を創業 |
1973年 昭和48年 | ・自宅兼工場を香住町七日市(現香美町香住区七日市)に移す |
1977年 昭和52年 | ・有限会社浜田清商店に改称する |
1979年 昭和54年 | ・香住駅前に浜田清商店香住駅前店を開店 |
1985年 昭和60年 | ・有限会社浜田清商店から株式会社ハマダセイに改称 (現代表取締役 会長)濱田義夫が 代表取締役に就任 |
1986年 昭和61年 | ・香住町境(現香美町香住区境)加工団地内に本社事務所兼工場(現センター工場)が完成 同時にかに味噌製造を主としたグループ会社株式会社まるは食品を創業 |
1988年 昭和63年 | ・お中元 お歳暮関係 宅配産直ギフト取扱いを開始 |
1993年 平成5年 | ・香住町境(現香美町香住区境)加工団地内に事務所・大型冷凍庫を併設した 本社ビルが完成 旧本社工場をセンター工場と改称 かすみ朝市センターに株式会社ハマダセイかすみ朝市センター店を開店 |
1994年 平成6年 | ・香住町境(現香美町香住区境)加工団地及び香住東港を中心に 但馬・四季彩'94 但馬・理想の都の祭典 但馬・海中公園展が開催される(期間:1994年4月9日~1995年3月18日)
・「蒸しスルメ」「カニみそ(瓶)(缶)」「ズワイカニ身 瓶詰」「タラバカニ身 瓶詰」が香住町特産品アンテナ協会第1回特産品品評会にて推奨商品に認定される |
1995年 平成7年 | ・「かに甲羅味噌」(※かに甲羅盛りの原型)が香住町特産品アンテナ協会第2回特産品品評会にて推奨商品に認定される |
2000年 平成12年 | ・(現代表取締役 会長)濱田義夫が、商工会運営と経営改善普及事業推進の貢献と地域振興発展の寄与に対し、全国商工会連合会より表彰される |
2005年 平成17年 | ・城崎郡香住町・美方郡美方町・美方郡村岡町の三町が合併し、美方郡香美町となる |
2011年 平成23年 | ・「かに甲羅盛り」が第22回全国水産加工品総合品質審査会において、全国水産加工業協同組合連合会会長賞を受賞 |
2013年 平成25年 | ・関連会社である、株式会社まるは食品と合併
・産直宅配ギフト取扱い25周年
・「かに甲羅盛り」平成25年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 |
2014年 平成26年 | ・「蟹みそ 無添加 香住ガニ」平成26年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 弊社商品2年連続選定
・自社ホームページ「ネットショプかに物語®」をオープン
・「キラリひょうごプロジェクト」(ふるさと投資)に弊社事業が選定 |
2015年 平成27年 | ・資本金 3,000万円に増資 代表取締役 濱田義夫が 代表取締役 会長に就任 専務取締役 濱田晴夫が 代表取締役 社長に就任 ・「かに身(香住ガニ)」が平成27年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 弊社商品3年連続選定 但馬地域では史上初 ・兵庫県但馬県民局より多年にわたる衛生管理優良施設として表彰される |
2016年 平成28年 | ・余部工場を閉鎖に伴いセンター工場に集約 ・直売店かに物語®を本社横に開店 朝市センター店より移転 ・「茹で干しほたるいか ピリ辛」平成28年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 但馬地域では史上初4年連続選定 ・コーポレートマークや一部商品のデザインリニューアル |
2017年 平成29年 | ・専務取締役 島﨑誠が 代表取締役 社長に就任
・「茹で干しほたるいか わさび味」平成29年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 兵庫県下最多5年連続選定 |
2018年 平成30年 | ・香住区境加工団地内にライン製造(新衛生基準対応)のハマダセイ第3工場が完成 ・自社ホームページ「ネットショップかに物語®」リニューアルオープン ・平成30年度“但馬産業大賞”「観光・交流資源を活かしたツーリズム部門」を受賞 ・「かに身香住ガニ 缶詰」平成30年度五つ星ひょうごブランド商品として選定 兵庫県下最多6年連続選定 ・代表取締役 会長 濱田義夫が、多年にわたる水産加工業振興の寄与と発展の功績に対し、全国水産加工業協同組合連合会より表彰される |
2019年 平成31年/令和元年 | ・国連サミットで採択された2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)を推進する ・「蟹みそ 無添加 香住ガニ」香美町商工会より香美町の名品に認定 ・「ほたるいか缶詰 醤油味・味噌味」2020年五つ星ひょうごブランド商品として選定 兵庫県下最多7年連続選定 |
2020年 令和2年 | ・「のどぐろ缶詰 醤油味」令和3年五つ星ひょうごブランド商品として選定 兵庫県下最多8年連続選定 |
2021年 令和3年 | ・日本財団 海と日本PROJECT推進パートナーとなる 海と日本オリジナル缶詰「ほたるいか」「かに身」を販売開始 ・香美町ふるさと納税 返礼品採用 |
2023年 令和5年 | ・会長 濱田義夫が「産業振興功労」を兵庫県より表彰される |
2024年 令和6年 | ・本社ビル外装リニューアル工事施工 |
ハマダセイ✕SDGs推進の取り組み
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、この日本の香住にある株式会社ハマダセイは、地域のリーディングカンパニーとして出来ることを確実に取り組んでまいります。
SDGsに関する詳しい情報は→外務省SDGs
海の恵みを大切に
「香住ガニ」「松葉ガニ」で有名な香住。このまちで創業以来、カニを中心とした水産加工品製造企業として、私たちは日本の食文化はもちろん世界の食文化にも目をむけ、海の恵みを大切な資源と考えています。
また従業員各々がつくる責任つかう責任。そして働きがいをもって行動する体制をつくり地域や協力企業様、取引先企業様、そしてお客様とともに問題解決に取り組んでまいります。この星に住む地球人として自然を愛し愛されるように明るい豊かな社会を実現します。
その中で今実施している弊社の取り組みを紹介いたします。
①商品に、資源に、カニ殻・甲羅を有効活用
ハマダセイではカニの甲羅を弊社と機械会社と共同開発した甲羅洗浄機とコンピューター制御サイズ自動分別機を使用し、きれいに洗浄しこれまで行き場もなく廃棄していた甲羅を、商品の器として扱い蟹みそとかに身を盛りつけた「かに甲羅盛り」にして商品にしています。商品以外にも甲羅はサイズ別に分別しており、全国の飲食店へも販売しており大変ご好評いただいております。
「かに甲羅盛り」は、→お買い求めはネットショップかに物語®
また、カニの身抜きした脚や爪などの殻は米や植物、ガーデニングの肥料として用いられています。
弊社だけでなく町内のカニ加工業者から排出されるカニガラを香住水産加工業協同組合で集めて処理工場にて粉砕します。
近年では農薬や化学肥料を減らし、このカニガラを混ぜた地元産有機質肥料(クラブ有機)で土づくりした田んぼのお米「かにのほほえみ」がつくられています。このカニガラは香住水産加工業協同組合でお買い求めいただけます。
カニガラ(クラブ有機)→お買い求め・お問い合わせは香住水産加工業協同組合
②未利用魚を美味しくを有効活用
ハマダセイではカニだけでなく、魚の取扱いもしております。その中で魚は見た目だけでなくサイズや数量をそろえてセリなど市場で取引されます。一方で魚のサイズや漁獲量ロットの不揃いなどで海上や漁港で廃棄されるケースも多いのが現状です。
そこで漁船では漁獲する網の穴を広げたりの工夫をして、活鮮魚状態であればリリースをする場合もありますが、まだまだ課題解決には至っていません。
そこで漁船では漁獲する網の穴を広げたりの工夫をして、活鮮魚状態であればリリースをする場合もありますが、まだまだ課題解決には至っていません。
そこで水揚げされる「未利用魚」「低利用魚」を活用しハマダセイの加工技術(味付け・缶詰等)で商品化を進めております。
③災害時・非常時にも最適なハマダセイの缶詰商品
ハマダセイは水産加工品として、蟹みそ、かに身、ほたるいか、のどぐろ、赤貝などの缶詰商品を製造しています。地域色のある商品は、お土産物や特産品としてご愛顧いただいております。
一方で、国内のみならず世界的に予期せぬ災害が発生しています。さらに、コロナウイルス感染拡大などにより生活様式の変化もあり、災害時や非常時の対策は急務であります。
どんな状況下でも「食」は生きていくため絶対必要であり、缶詰は長期保管が可能で、災害時でも開けてすぐ食べることができ、備蓄しておくには最適です。
そんなハマダセイの缶詰商品の役割は「主食の補助」です。
災害時に贅沢なことは言えませんが、乾パンなどの食事が続くと精神的にも飽きが来てしまいストレスを過剰に感じやすくなります。
基本ハマダセイの缶詰商品はご飯との相性が良く。ほたるいか、のどぐろ、赤貝の缶詰は、(約2合/1缶)炊き込みご飯の素になる役割も併せ持っております。
アウトドア、飯ごう・メスティンでの調理も簡単です。
ハマダセイは単調になりがちな災害時や非常時の食料に「美味しい」を感じられる商品を水産物だけでなく様々な食材も視野に今後も商品開発をしてまいります。
④つかう責任は、事務業務でも!
ハマダセイは水産加工業者なので事務用品と言われてもイメージが無いかもしれません。
しかし、ペーパーレス化の進む現代ですが、コピー用紙の使用は未だ多いのが実情です。
使用頻度の多いコピー用紙を従業員の意見で、事務所で使用している紙類は環境保全で国際的にも認められている、FSC認証されたコピー用紙商品を購入し使用しています。
また、この商品もSDGsを取り組みされている特定業者様から仕入れ購入しています。
目先の経費も大事ですが、従業員が各々が地球の環境、そして未来を考え、小さなことからコツコツと実施し、ハマダセイのSDGs推進活動に取り組んでまいります。
FSCに関する詳しい情報は→FSCジャパン(日本森林管理協議会)